お世話になっています。有難うございます。西村です。
前回の続きです。
そう、そんな高額なマグロを当たり前のように使うわけにはいかない。
あるとき、赤身で、お刺身としては使いづらい、大きさの揃っていない部位を回してもらった際、それを漬け
丼にして食べてみたら、あ、これだ、これはうまい!いける!
ただ、それでも普通に丼にすると、どうしても1000円近い売値になってしまいます。
中華そばが350円の店で、いきなりそんなん、メニューとして登場させても、誰も注文してくれるはずあり
ません。それも、麺屋が始めたマグロ丼です。お客さん、どう思うだろうな、と考えても、悲観的にならざる
をえません。せいぜい牛丼チェーン店のウナギくらいのレベルだと思われるのが関の山です。
とりあえず、一口でいいから食べて味わっていただくしかない。
そして、どのくらいのマグロを使っているかをわかっていただく。
そこで、お試しサイズの『ひとくちマグロ丼』を登場させました。
また、このサイズであれば、焼きそばなど他のメニューと一緒にお召し上がりいただくことができます。
加えて、店内に、ちゃんとしたマグロの目利きが選んだマグロだということをわかっていただけるようなディ
スプレイも必要かな、と。
写真やっててよかった。
そんなわけでのマグロ丼なのでした。
皆さん、ぜひご賞味ください!!
お待ちしています!!